神の道化師

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著者は、聖フランシスコ教会に属していたことがあるそうで、
聖フランシスコ会の修道士が登場したり、アッシジのフランチェスコがモチーフになっている。
フランチェスコの洗礼名はジョバンニだったはずだし、
そして、この名前は、ジョバンニ(伊)=ハンス(独)=ジョン(米)とよく物語に登場するトリックスター的な役割を演じる名前。
グリム童話にもよく登場する。

そして、お気付きの方も多いでしょうが、当店の Brother Sun,Sister Moon という名前も、彼の自然に対する呼びかけに由来する。

『神の道化師』というとどこかピンとこないのですが、「The Clown of GOD」となるともう少しニュアンスがつかみやすくなる。
「神」と「道化」が相反するのではなく、”of”という帰属の前置詞で結ばれているということ。
つまり、私たちが神聖だとして祭り上げる場所じゃないところにある神の存在。そういうモチーフが底流にある。

子どものように、この物語を印象深く楽しむだけで良いのだが、
中年になって読み返すと作者の眼差しを重ね合わせて読もうとしてしまう。困ったものだ。

『神の道化師』 トミー・デ・パオラさく ゆあさふみえやく ほるぷ出版 1980年11月15日発行
20161015/hige23


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