青い花のじゅうたん

人形の起源をたどると太古まで遡れてしまう。土偶だって人形だし、小さな木彫りの人型だって人形だもの。どうして、人形をつくっちゃうんでしょうか、私たちって。大草原の小さな家の中にもお母さんが作ってくれた人形が出てきますし、雛人形だって、マトリョーシカだって、こけしだって、モアイ像も人形か?!

この物語で登場する<ひとりでいる子>が持っている人形。彼女は飢饉で家族を孤独。人形が彼女と家族を結ぶ唯一の架け橋になっている。人形って、自分との対話だけではなくて、近い関係の誰かや他の世界との結びつきを生み出す装置であり、時には自分自身を助ける大切な存在にもなりうる。

僕も人形を持とう。
明日、この物語を息子と楽しみたいと思う。

『青い花のじゅうたん テキサス州のむかしばなし』 トミー・デパオラ再話/絵 いけださとる訳 評論社
2003年5月20日発行
20170423/hige45


Fatal error: Call to undefined function wp_related_posts() in /home/users/2/boo.jp-higebunko/web/brothersun/info/wp-content/themes/brother/single.php on line 157