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2017.04.29
[ EVENT ]
アンネさんがやってくる!

アンネ・コールシュミットさんの人形展が札幌で開催されることになりました。アンネさん本人も来札します。人形展ってなかなか足を運ぶことないですけど、彼女の人形には個人的に特別な関心があり、今から楽しみにしています。仕事柄、一般的な基準よりは人形を眺める機会は多いですが、その中でも群を抜いて「暖かい眼差し」を持つ作品を作ることができる人形作家アンネさん。

人形は「子どもの心を映す鏡」という役割を担う場面が多いです。小さい人たちは、自らの様々な気持ちを人形に語らせて、気持ちを吐き出し、整理し、受け止めていく。しかも、遊びの中で。絵本でもそのようなテーマのものが山のようにあります。例えば、林明子さんの作品には、子どもの傍に人形を描くことが多い。『こんとあき』『いもうとのにゅういん』『おでかけのまえに』と思いつくだけでもけっこうあります。現実にも、そのような場面をよく見ることがあります。

「子どもの傍にある人形がどのような眼差しをもっているのか」

私の人形を「選ぶ基準」のひとつは、そこにあります。アンネさんの人形に感じる「暖かい眼差し」は、一体どうやって「彼女の手仕事=デザイン」から生み出されてくるのか。息子を見ても思いますが、妻の体の中から出てきたことを忘れるくらい細部に渡って、完璧にデザインされている。初めから世界にいたみたい。美しい。それに近い感覚をアンネさんの人形には感じてしまうから不思議。

私自身も彼女の人形を「これすごくいいでしょ」と紹介されて出会いました。いい年のおじさんでも話しかけてしまうくらい(アブナイ!!)の衝撃でした。そして、2016年の夏、アンネさん宅にお邪魔する機会もあり、生み出される現場を目の当たりにし、そこにある生活感に妙な納得をしたものです。

たった1日の人形展、しかも平日!今回の来日では、札幌→広島→東京と3箇所で彼女の人形にであう機会がありそうです。札幌も急遽スケジュールを調整して決定した企画ですが、足を運んでいただれば幸い。そして、すでにアンネさんをご存知、もしくは、アンネさんの人形が手元にある方は、是非、人形と一緒に足を運んでくださいませ(同窓会的な・・・)。お待ちしております。

※ 新しく動き始めた庭ビルのサイトから一部転載 下記リンクより詳細をチェック!

アンネさんの人形展